【翻訳記事】 PsyGuenther氏の発見メイジ
元記事(英語)
基本型
対アグロ重視(おしゃべりな本x2→火山ポーション+動物変身)
はじめに
元々このデッキはクエストメイジとして組まれていましたが、アントニダス型や巨人+アレク型を試している内に、クエストは不安定でOTKをせずに勝つことが多い事に気づきました。
[カバールの飛脚]はクエストメイジの最終版に採用されており、そこからクエストやOTKパーツとメディブやポータルのようなバリューカードを入れ替えて、メタに合わせた細かな調整をして発見メイジは完成しました。
最新版の発見メイジの特徴は
・序盤に軽いミニオンと火力でプレッシャーをかけれる
・シクレによる、速めのデッキとOTKデッキへの耐性
・発見カードによるバリューと柔軟性の高さ
の3つが挙げられます。
しかし、その特徴を活かすには高いプレイヤースキルが問われるデッキになります。
カードの採用理由
【序盤の軽いミニオン】
[おしゃべりな本]-アドバンテージを失わずにボードに置けるミニオン。盤面への解答をもってきたり、後半での発見カードの選択をしやすくしてくれます。
[マナ・ワーム]-最強1マナミニオンの有力候補、序盤のボードにかけれる圧力が大きく、次のターンのテンポアドバンテージのセットアップをしてくれます。ローグなどのクラスには無理矢理の除去を強いれるでしょう。呪文が沢山採用されているこのデッキなら、ゲームの終盤でも強さは衰えず、相手に処理を強制できるでしょう。
[ブラッドメイジ・サルノス]-スペダメ強化によって盤面への解答を手助けしてくれます。発見から手に入る[魔力の爆発]や[火山ポーション]をより強くしてくれます。
[魔法学者]-シークレット軸のパーツ。2マナ2/3はアグロ相手にとても強い。
[メディヴの従者]-アグロ相手に強いスタッツ。3ダメージを飛ばせるのがとても強く、柔軟性が高い。
【秘策】
[アイスバリア]と[アイス・ブロック]-シークレット軸のパーツ。ブロックは[アレクストラーザ]のセットアップとして優秀で、相手を焼き殺すまでの時間稼ぎとしても優秀。アイスバリアは従者や学者の効果を確実に使うために採用。対アグロにおいての8点回復は強い。
【火力スペル】
[フロストボルト]と[ファイヤーボール]-コスパがいい除去、または
ダメージレース用の火力。単純に強く、デッキの要。
[パイロブラスト]-[アレクストラーザ]+火力スペルと組み合わせてのフィニッシャー。メディヴとの相性がとてもいい。
【ボードコントロール】
[メテオ]と[フレイムストライク]-盤面処理-若干の違いはあるが、どちらも似たような仕事をしてくれる。[メテオ]は大型をリソースを使いすぎずに処理できる。[フレイムストライク]は盤面が遅れているときの解答。一枚ずつの採用をすることで、デッキの柔軟性を確保できます。
【バリューカード】
[始原の秘文]と[カバールの飛脚]-このデッキの柔軟性の源。発見は高バリューカードに繋がりやすく、要所で必要な解答や、相手にプレッシャーを掛けれるカード、リーサル火力などを見つけてくれます。
[魔力なる知性]-メイジ唯一の軽いドローソース。軽めのカードが多めのこのデッキにおける軽いドローソースは優秀。
[炎の大地のポータル]-火力・バリュー・ストロング(KVS)-メディヴとの相性は最高。敵ミニオンとトレードできれば最高。余裕がある時に、相手の顔面に打てればベター。
[ガーディアン・メディヴ]-遅い、でも稀にアグロ相手に活躍する。アティシュを持っている場合、呪文一枚一枚が相手にとっての脅威になります。
[アレクストラーザ]-対アグロまたは対OTKではアイス・ブロックと組み合わせてヒールとして使う。遅いデッキ相手には火力として使う。8/8スタッツはフィニッシャーとしても申し分ない。
【テックカード】
[暴蝕ウーズ]-対海賊ウォリ及び対パラディン、不意に出てきた高火力武器を美味しくいただけます。3/3/3はバニラとしても許容ライン。
マリガン
現環境はクラスによるアグロかコントロールかの判別が難しいので、一点読みなどは行わずに基本マリガンをする。
【絶対にキープ】
[おしゃべりな本][マナワーム][魔法学者][メディヴの従者]
【マナワームがある場合1枚キープ】
[フロストボルト][始原の秘文]
【その他】
マナカーブがつながるなら[カバールの飛脚]をキープ
ウォリアーかパラディン相手なら[暴蝕ウーズ]をキープ
相手がコントロールである確証があるなら[ガーディアン・メディヴ]をキープ
それ以外のカードはマリガン
マッチアップ考察
【ウォリアー】
[海賊ウォリアー]
ライフを大事にするのが最優先事項。呪文もミニオンもトレードに使い、盤面を取ることに専念。発見は防御に使えるスペルや回復、挑発を優先的に取る。チャンスが有れば[アレクストラーザ]で回復。優先的に手札にあるカードでの解答を優先し、[魔力なる知性]はマナが余ってからか、切羽詰まってから使う。フロストボルトなどで相手ヒーローを凍らせるのも有効。アイス・ブロックからの火力で押して勝つプランではほとんど勝てないので、相手のリソースを切らせるプランで勝ちましょう。
[挑発/コントロールウォリアー]
相手が[苦痛の侍祭]、[鎧職人]、[横丁の鎧職人]などのカードを能動的に活躍させる前に処理するのが目標。ミニオントレードはアグレッシブなミニオンに対して使い、ダメージスペルは先程挙げたキーカードのために残しておく。[炎の大地のポータル]や[ガーディアン・メディヴ]を駆使して相手に圧力をかける。盤面で勝っている場合は[乱闘]のケアのために後続ミニオンを手札に残しておく。[アレクストラーザ]で相手のライフを削る以上、相手の総体力はさほど重要ではない。もし盤面が取り返しの付かない自体になった場合は、フリーズメイジプランで削りきれるかを考えましょう。
【シャーマン】
序盤は軽いミニオンを駆使して盤面に圧力をかける。ただし、呪文1枚で壊滅しないように気をつける。中盤はバリューを重視したプレイで相手のリソースを削りきる。もしダメだったらフリーズメイジプランに移行。ただし、コントロールシャーマンの場合はヒールされてしまうので、フリメプランは本当に最終手段。[アレクストラーザ]は基本的に攻めるために使うが、対エレメンタルシャーマンの場合はヒールに使うこともあり。
【ローグ】
[クエストローグ]
速攻で盤面を構築し、早目に相手の顔面を詰める。基本的に相手のライフを削るのを優先するが、有利トレードはたまに行う。発見はアグレッシブなミニオンや呪文を狙い、こちらから速攻を仕掛けましょう。相手がクエストを達成しそうな場合は、できるだけ相手のボードを処理し、フリーズメイジプランに移行。そのときは呪文はトレードに絶対に使わないこと。
[ミラクルローグ]
防御的なプレイと発見ピックを心がける。なるべく効率的なトレードを行い、相手がミラクルコンボをするターンまではこちらから仕掛けないこと。ミラクルコンボの後は、盤面を処理しリソースを削りきるプラン。もし手に負えなくなったらフリーズメイジプランに移行。[アレクストラーザ]はゲームの状況によってヒールと火力を使い分ける。相手のボードをがからのときに[ガーディアン・メディヴ]を出せたら、ほぼ勝ち確。
【パラディン】
相手のミニオン処理を最優先し(特にマーロック)、できるだけ相手の盤面のミニオン数が少ない状態を目指す。3体の1/1の方が1体の4/4より驚異になりゆるマッチアップ。[スペルベンダー]を発見したら即ピックし[アイス・ブロック]を貼らずにブラフとして使うと強い。相手が[光の王ラグナロス]を出してきそうと思ったら、相手のミニオンにダメージを与え、ヒールのバリューを下げましょう。もし取り返しの付かない事になり、フリーズメイジプランに移行した場合、[象牙の騎士]や[禁じられし癒し]、[按手の儀式]、[光の王ラグナロス]で回復されやすいことに気をつける。
【ハンター】
海賊ウォリアーと同じプラン。いのちをだいじに、バフや適応の恐れがある獣の処理を最優先。発見の挑発ミニオンの優先度は対海賊ウォリアーほど高くない。
【ウォーロック】
ほとんど存在しない。いたとしても基本的にZooなので、対ハンターと同じようなプランでOK。フリーズメイジプランでもOK。
【ドルイド】
[火山ポーション]が輝くマッチアップ。特に[動き回るマナ]への返しとして重要。基本的に対パラディンと同じプランでOK([スペルベンダー]は取っちゃダメだよ♪☆)
序盤からボードを素早く広げ圧力をかけ、[始原の秘文]や[メディヴの従者]を駆使して速攻で決める。中盤からはボードコントロールは意識しすぎず、リソースを枯らされる前に焼き切る。
【メイジ】
色々な方のメイジが存在する環境だが、ゲームプランは基本的に変わらない。呪文を主体としたボードコントロールが最優先事項(ミニオンでのトレードは相手の呪文で妨害されやすい)。[メディヴの従者]は疑似[フロストボルト]として手札に残しておく。ミニオンはトレードに使わず、少しづつ相手のライフを削るのに使い相手にリソースを切らせる。発見からは[アイス・ブロック]や[呪文相殺]、回復カードを狙う。[アイスバリア]はなるべく早めに発動できるように頑張る(終盤だと発動できずに腐る可能性大)。基本的に、ミニオンでダメージを多く稼げた方が勝ち。
【プリースト】
自分のライフを犠牲にしてでも、なるべくバリューを意識したトレードを心がける。相手が出せるバリューを上回るのが目標。[ガーディアン・メディヴ]がこのマッチアップのキーカードになる。もし、相手も[ガーディアン・メディヴ]を使う気がするなら、[暴触ウーズ]をマリガンでキープするのもあり。[ノースシャイアの聖職者]、[光熱のエレメンタル]、[太陽の破片ライラ]は仕事をしすぎる前に処理しましょう。
Q&A
Q.他に軽くて優秀なミニオンがいるのに、メディヴのクロコリスクをマリガンでキープするの?
A.無論ターン2でのベストプレイは[魔法学者]だけど、ヒロパエンドするよりはクロコリスクを出したほうがベター(ただし対コントロールの場合は後のために出さずに残しておく)。もし[メディヴの従者]をマリガンで返したとしても、それよりいいカードを引ける可能性はとても低いから、キープするのが安定。3ターン目秘策を貼ってから、4ターン目でヒロパ+従者で4点出せるのはとても強い。
Q.[メテオ]は必須ですか? 本当に強いならクラフトします。
A.強いけど、[ブリザード]や[動物変身]と入れ替えてもOKかも
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翻訳は以上です。
在米10年ぐらいなので、日本語に錆びつきがある感じです。翻訳記事を書き続けることで、日本語が上達できればいいなーと思っています。
翻訳して欲しい記事とかがございましたら、ツイッターの方にご連絡ください。
翡翠の神蛇のお導きがあらんことを。
-sTakkato