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【翻訳記事】IAmTheKing氏のテンポウォリ(EU Top20)

元記事(英語)

Top 20 Legend EU Tempo Warrior Guide : CompetitiveHS

デッキリスト

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戦績

32勝18敗(勝率64%)

ドルイド  6-6

ハンター  2-1

メイジ   1-3

パラディン 2-2

プリースト 5-3

ローグ   10-2

ウォリアー 6-1

 

なぜテンポウォリアーか?

このデッキには複数の勝ち筋があり、無理ゲーなマッチアップが無いことが強みの楽しいデッキです。今流行のデッキの多くに有利を取れていると思います。多くの人はかつてのテンポウォリアーの強さを忘れているのではないのでしょうか?

 

 

カードの採用理由

[血を霊液に]x2-トークドルイドや海賊ウォリアーのようなアグロデッキに強い。[グロマッシュ・ヘルスクリーム]や[ブラッドフーフの勇士]の強化にも使える。

海賊セット-マナカーブ通りにプレイできれば5~6ターン目までにリーサルまで持っていける。[ブラッドセイルの狂信者]は海賊ウォリアーと違って安定して効果を発動できないのでピン刺し。2枚採用したところで安定しない。

[狂瀾怒濤]x2 -テンポウォリアーを組む最大の理由となるカード。2枚ドローできれば強い、もっと引けたらクレイジー。

[残酷な現場監督]x1 -自分のミニオンのバフにも使えるし、相手のミニオンの除去にも使える。

[止めの一撃]x1 -大型ミニオンを処理できるのは強いけど、2枚採用は不安定になる。

[烈火の戦斧]x2 -何も言わなくてもわかるよね?

[叩きつけ]x2 -テンポウォリアーにおけるドローは重要。

[泡を吹く狂戦士]x2 -このデッキの最強ミニオン候補。このカード一枚で勝利まで持っていける。

[死憎悔いのグール]x2 -対アグロで大活躍。[狂瀾怒濤]や[泡を吹く狂戦士]とのシナジーも強い。

[ブラッドフーフの勇士]x2 -他のカードとのコンボも強いし、単体での対アグロ性能も優秀。

[コルクロンの精鋭]x2 -単純に強い

[ビタータイド・ヒドラ]x2 -カーブにそって出して処理されなかったら勝利をもぎ取れる力を持っている。[キュレーター]からサーチできるのもグッド。

[ダイアホーンの幼生]x1 -対アグロ用の挑発ミニオン。キュレーターからサーチができる。

[マルコロク]x1 -カーブに沿って出すと強い。スタン落ちによっていい武器が引きやすくなった(バイバイ呪われた剣)。

[キュレーター]x1 -挑発で守りを固めつつ後続の攻めや防御を持ってくれる。

[グロマッシュ・ヘルスクリーム]x1 -簡単に用意できるバーストダメージ。

[デスウィング]x1 -キュレーターからサーチできるドラゴン。ゲーム終盤でボードをリセットしてから勝ちまで持っていける。

 

入れ替えの可能性があるカード

[鎧職人]-このデッキの初期版で対フリーズメイジとアグレッシブなデッキ用に採用されていたが、アグロデッキに対してあまり仕事をしていなかったので抜けていった。

[ブラッドセイルの略奪者]-[南海の甲板員]との選択。武器破壊も強いが、突撃も捨てがたい。

[マルコロク]-[黒騎士]や[ヴォルカノサウルス]との選択。挑発に厚いデッキが多いようなら[黒騎士]の採用価値がある。

[デスウィング]-[キュレーター]と一緒に抜いて海賊パーツを増やし、もっとアグレッシブなデッキに仕上げるか、断末魔ミニオンを増やし[頽廃させしものン=ゾス]を採用するのもあり。

 

マリガン

[ン=ゾスの一等航海士]、[南海の甲板員]、[烈火の戦斧]を探しに行く。

上記のカードをキープできているなら、3マナミニオンをキープしてもOK。

また、後攻の場合は[血液を霊液に]をキープするのもあり。

 

マッチアップ考察

【ウォリアー】

どちらの型のウォリアーでも有利を取れる。

[海賊ウォリアー]

簡単にボードの主導権を握れるはず。5ターン目辺りで相手はボードを取るのを諦め、フェイスプランに移行するだろう。挑発ミニオンを並べて対処しよう。

[挑発ウォリアー]

海賊ウォリアーvs挑発ウォリアーは五分五分のマッチアップですが、テンポウォリアーには終盤に一気に詰めれるツールが入っているので有利がとれます。また、こちらが海賊ウォリアーであることを想定してドブネズミを投げてくるところを強く咎められます。

 

パラディン

こちらが有利であると確信しています。相手のボードを空にすることを心がけ、相手のバフを腐らせましょう。

[マーロックパラディン]

とにかく盤面を処理して、相手にバフを使わせないようにしましょう。相手の序盤さえ潰せれば、後は楽に勝負を運べるはず。平等コンボを意識して、盤面を広げすぎないように気をつけましょう。

 

【メイジ】

装甲を稼ぐ手段が入っていないので、対メイジは厳しくなります。長期戦になると勝てないので、速く詰めれるようにプレイしましょう。また、メテオを意識したミニオンの並べ方をしましょう。

[発見メイジ]

ガンガン攻めて、[泡吹く狂戦士]や[ビタータイド・ヒドラ]が処理されないことを祈りましょう。幸い、[終末預言者]は採用されないことが多いので、序盤から盤面を広げていきましょう。

[フリーズメイジ]

発見メイジと一緒でガン攻めでキーカードが処理されないことを祈りましょう。試合が有利に進んでいる場合は、[終末預言者]+[フロストノヴァ]のコンボへの解答を手札に残しておきましょう。

 

【ローグ】

どのタイプのローグにも有利がとれます。

[クエストローグ]

盤面を丁寧に掃除し、[泡吹く狂戦士]を出せればほぼ勝ちです。[死憎悔いのグール]をキープするのもあり。相手がクエストを達成しそうならフェイスプランに移行。手札から10~15点バーストが飛んできたらどんなデッキでも負けるので、自分の負け筋を潰すのではなく、勝ち筋を失わないようにプレイしましょう。もし10ターン目まで耐えれたら、[デスウィング]がどうにかしてくれます。

[ミラクルローグ]

序盤を意識したマリガン/プレイをすれば問題なく勝てるはず。[ヴァイルスパイン・スレイヤー]を意識して、1枚の大型ミニオンを出すのではなく2枚の小型を出すのを優先しましょう。

 

ドルイド

環境に多いトークドルイドを取れ、そこそこいる翡翠ドルイドには五分五分の戦いを挑めます。

[トークドルイド]

対マーロックパラディンのように盤面を空にするのを最優先。[死憎悔いのグール]がとても有効で、もし手札に2枚残せれば[動き回るマナ]をきれいに返せる。相手のリソースを切らすプランで勝てる。

[翡翠ドルイド]

弱い序盤に漬け込んで速攻を狙う。長期戦になっても[デスウィング]でどうにかなることも。8マナ時の[始祖ドレイク]には注意。

 

【ハンター】

他のアグレッシブなデッキと同じように盤面を掃除することを優先していれば、相手のバフも腐り勝ちが見えてくる。ハンターは盤面の遅れを取り返す手段に乏しいので、一度失速させれば勝てるはず。

 

【プリースト】

どの型のプリーストにも有利がとれます。[カバールのカギ爪プリースト]や[真言・盾]を意識した盤面構築をすれば勝ちは見えてくるはず。[ドラゴンファイア・ポーション]はほとんどのプリーストに採用されているので、中盤以降の盤面構築に気をつけましょう。

[沈黙プリースト]

[止の一撃]がとても有効なのでマリガンでキープしましょう(これ一枚で勝ちまで持っていけることも)。また、除去カードが薄い構築が多いので[泡吹く狂戦士]が有効なことが多く、相手の沈黙カードを無理やり使わせることができる。

[ドラゴンプリースト]

基本的に[ドラゴンファイア・ポーション]が2枚搭載されているので、[ブラッドフーフの勇士]や[ビタータイド・ヒドラ]などを6ターン目までに並べれてケアをする。また、8ターン目の[始祖ドレイク]にも注意。

 

(シャーマンとウォーロックには一度も当たらなかったようなので、解説はありませんでした)

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