nabbok氏の恐竜術ハンター Legend Top100
元記事:
はじめに
今シーズンの始めに友人に「アングリーチキンを環境で活躍させれるものならやってみろ」との挑戦を投げかけれたので、当時ランク10だった私はこの面白い挑戦を受け入れることにしました。そこでまず初めに試したのが恐竜術ハンターでした。驚いたことに、アングリーチキンを2枚入れていながらもとてもいい結果を出せました。そこからアングリーチキンを飢えたカニを入れ替えたこのデッキでレジェンドを達成できました。ちなみに恐竜術はマリガンで探しに行くカードでは無く、ゲーム中盤から終盤での勝ち筋になります。
カードの採用理由
【恐竜術】x2－対コントロールでのゲーム終盤の詰めや、対アグロで猟犬使いと共にゲームの主導権を握ったりするのに使います。
【カルトの教祖】x1－コントロールデッキをいじめるのに使います。
【ピラニアランチャー】x1－最初は楽しいカードとしての採用でしたが、恐竜術用のターゲットを供給し続けられる有用なカードでした。ツンドラサイとの相性も○
【トルヴィア番兵】x1－トップから引くと弱いカードを持ってこれます。恐竜術があるので、1マナ獣も無駄になりません。
【飢えたカニ】x2－単体で対パラディンの勝ち筋なり得る上に、対コントロールなら恐竜術と合わせれば腐らずに活躍できます。
【ゴラッカ・クローラー】x1－2マナミニオンがもう少し欲しかったので採用。飢えたカニと同じように腐って無駄になることもありません。
【狩り人の狙い】x1－私のハンターデッキには必ず1枚採用されています。大きなテンポアドバンテージが得られますし、沈黙プリーストに効果ばつぐんです。
なぜ【殺しの命令】が不採用かよく聞かれます。このデッキは盤面のコントロールが目標で、基本的にフェイス火力のために温存される殺しの命令は必要ありません。代わりに多めにミニオンを採用することで、序盤のゲーム展開がより安定します。もちろん、殺しの命令と何かを入れ替えるのは悪い考えではないでしょう。
マリガンとマッチアップ相性
[ローグ] 有利－序盤の盤面展開からバフによってゲームの主導権を握り、クエストが有効活用される前に勝てるはず。相手がブン回ってしまったら流石に勝てないので諦めましょう。
先行のマリガン－【野良猫】【コンゴウインコ】【飢えたカニ】【やさしいおばあちゃん】【放電レイザーモー】【ゴラッカ・クローラー】
後攻のマリガン－【野良猫】【コンゴウインコ】【やさしいおばあちゃん】【放電レイザーモー】【ネズミ軍団】【獣の相棒】+(マナカーブが整っていれば)【猟犬使い】【腐肉食いのハイエナ】
[メイジ] 微有利－焼き切られる前に相手のフェイスを削りきれるはず。難点は相手に先行でマナワームを出された場合、ボードの主導権を握るのが難しいところ。始原の秘文から引かれる4マナブリザードや5マナフレイムストライクには気をつけて、ボードに過剰展開をしないようにしましょう。
先行のマリガン－【野良猫】【コンゴウインコ】【飢えたカニ】【やさしいおばあちゃん】【放電レイザーモー】【ゴラッカ・クローラー】【ネズミ軍団】
後攻のマリガン－【野良猫】【コンゴウインコ】【飢えたカニ】【やさしいおばあちゃん】【ゴラッカ・クローラー】【ネズミ軍団】【獣の相棒】【猟犬使い】
[ウォリアー] 微有利－ただし、相手のデッキタイプが判明していない場合、対海賊ウォリアーのマリガンを強制されてしまいます。つまり、挑発ウォリアーキラーの恐竜術をキープできないということです。さらに、対海賊ウォリアーも先行の場合のみ有利になります。ゴラッカ・クローラーを全力マリガンで探しに行くことになりますが、このマッチアップでの私のフェイバリットはネズミ軍団です。出すだけで、猟犬使いを恐れた相手にトレードを強要できます。
先行のマリガン－【野良猫】【飢えたカニ】【やさしいおばあちゃん】【放電レイザーモー】【ゴラッカ・クローラー】【ネズミ軍団】+(マナカーブが整っていれば)【腐肉食いのハイエナ】+(挑発ウォリアーなのが確定なら)【恐竜術】
後攻のマリガン－【野良猫】【飢えたカニ】【やさしいおばあちゃん】【放電レイザーモー】【ゴラッカ・クローラー】【ネズミ軍団】【獣の相棒】+(マナカーブが整っていれば)【猟犬使い】【腐肉食いのハイエナ】
他のマッチアップと違い【コンゴウインコ】はキープしません。フックでファックされてしまいます。
[パラディン]大幅有利－飢えたカニでマーロックを除去しつつ3/4を出せれば、2-3ターンのボードの主導権が約束されます。このマッチアップでは、フェイスへのダメージよりも盤面のコントロールが重視されます。
先行のマリガン－【野良猫】【飢えたカニ】【コンゴウインコ】【やさしいおばあちゃん】【恐竜術】【放電レイザーモー】【ゴラッカ・クローラー】【ネズミ軍団】+(マナカーブが整っていれば)【猟犬使い】【腐肉食いのハイエナ】
後攻のマリガン－【野良猫】【飢えたカニ】【コンゴウインコ】【やさしいおばあちゃん】【恐竜術】【放電レイザーモー】【ゴラッカ・クローラー】【ネズミ軍団】【トルヴィア番兵】+(マナカーブが整っていれば)【猟犬使い】【腐肉食いのハイエナ】
[ドルイド] アグロとは五分、翡翠には有利－ウォリアーのときと同じように、相手のデッキタイプが判明していないかぎり、恐竜術はキープしません。また、アグロドルイドに先行で1マナミニオンを出されたら、盤面の主導権を奪うのが少し難しいです。
先行のマリガン－【野良猫】【飢えたカニ】【やさしいおばあちゃん】【放電レイザーモー】【ゴラッカ・クローラー】【ネズミ軍団】
後攻のマリガン－【野良猫】【飢えたカニ】【やさしいおばあちゃん】【放電レイザーモー】【腐肉食いのハイエナ】【ゴラッカ・クローラー】【ネズミ軍団】【猟犬を放て!】
【猟犬を放て!】+【腐肉食いのハイエナ】コンボは【動き回るマナ】への回答としてとても優秀で、返してから勝ちまで持っていけます。
[プリースト] 不利－【狂気ポーション】で【野良猫や】、【やさしいおばあちゃん】などの序盤のミニオンを潰されてしまいます。【狂気ポーション】を避けつつボードをコントロールする必要があります。1マナミニオンからの【放電レイザーモー】か【腐肉食いのハイエナ】展開が対プリーストの定石になるでしょう。【ハファー】や【ミーシャ】がプリーストからすると処理するのがきついので、【獣の相棒】もとても優秀です。どうしても【やさしいおばあちゃん】を2ターン目で出さなければならない場合は、横の1/1ミニオンをなるべく早くトレードしてしまいましょう。
先行のマリガン－【野良猫】【飢えたカニ】【コンゴウインコ】【狩り人の狙い】【ややさしいおばあちゃん】【腐肉食いのハイエナ】【放電レイザーモー】【ゴラッカ・クローラー】【獣の相棒】
後攻のマリガン－【野良猫】【飢えたカニ】【コンゴウインコ】【狩り人の狙い】【恐竜術】【やさしいおばあちゃん】【腐肉食いのハイエナ】【放電レイザーモー】【ゴラッカ・クローラー】【獣の相棒】【猟犬使い】
【狩り人の狙い】は【神授の霊力】+【内なる炎】で強化されたミニオンに限らず、【真言・盾】で強化された1マナミニオンですら脅威になりえるので、それらの処理に使います。【恐竜術】は【狂気ポーション】のケアにも使えるので、後攻でキープします。
[ウォーロック] 600戦やって1回しか見なかったので分かりません。多分他のマッチアップと同じように、序盤のゲーム展開を意識したマリガンでいいはずです。
[シャーマン] 最悪のマッチアップ－軽い全体除去を多く持っているので辛いです。【翡翠の爪】も辛いです。【退化】も、一枚でバフしたミニオンや断末魔ミニオンなどをまとめて無かったことにするので辛いです。対コントロールシャーマンの時は【火山噴火】のことを考えて、ボードの過剰展開をしないようにしましょう。一度、盤面をクリアされてしまったら、【退化】などを恐れたプレイを強要され、シャーマンお得意の遅いゲーム展開になってしまいます。シャーマンがそこまで流行っていないのがせめての救いです。
先行のマリガン－【野良猫】【飢えたカニ】【コンゴウインコ】【飢えたカニ】【放電レイザーモー】【ゴラッカ・クローラー】【獣の相棒】
後攻のマリガン－【野良猫】【飢えたカニ】【恐竜術】【やさしいおばあちゃん】【放電レイザーモー】【ゴラッカ・クローラー】【ネズミ軍団】【獣の相棒】【猟犬使い】
[ハンター] 先行有利ー先行を取れたら、【野良猫】からの【放電レイザーモー】か【腐肉食いのハイエナ】展開さえできれば、【猟犬を放て!】+【腐肉食いのハイエナ】コンボが無ければ主導権を奪われることはないでしょう。【殺しの命令】などの爆発的フィニッシャーがないので、相手のリソースを削るプランで勝ちましょう。
先行のマリガン－【野良猫】【飢えたカニ】【コンゴウインコ】【やさしいおばあちゃん】【放電レイザーモー】【ゴラッカ・クローラー】【ネズミ軍団】+(1マナミニオンがある場合)【腐肉食いのハイエナ】
後攻のマリガン－【野良猫】【飢えたカニ】【やさしいおばあちゃん】【放電レイザーモー】【ゴラッカ・クローラー】【ネズミ軍団】【猟犬を放て!】
後攻で【やさしいおばあちゃん】+他の2マナの動きががあれば、1ターン目でコインを使って出しましょう。
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